PRIR(2008.2)ベテラン広報10の鉄則

PRIR (プリール) 2008年 02月号 [雑誌]

PRIR (プリール) 2008年 02月号 [雑誌]

広報雑誌のPRIRを読んでのメモ
マスコミの注目があつまることで、広報の存在も目立つようになってきました。

対外的にその、企業や団体をアピールするのが広報の仕事です。
その広報のベテランへのインタビュー記事が特集として掲載されていました。
いづれも含蓄のあるものでした。

私が長い広報経験から学んだことは「誠意を持ってあたれば必ず相手に通じる」、「情報発信の軸がブレてはならない」ということです。(三菱UFJニコス 風間氏)

体の6割は社外、4割を社内側にスタン
スを置く
日ごろの社内取材を重視し、常に正確な情報を保有している
国際社会経済研究所 青木氏

概念を伝えるために新しい言葉を作る
実は、「ホームセキュリティー」というのは私たちの造語なんです。
(セコム 安田氏)

信頼される広報マンになるための10の鉄則 
一、魅力ある人間性を培うべし
一、組織の先導役としての自覚を持つべし
一、常に危険を予知するための想像力を豊かに持つべし
一、軸がぶれない価値観を養うべし
一、自社、業界、日本の産業界の未来を熱く語るべし
一、すぐにあきらめるのではなく、粘り強く取り組むべし
一、嘘をついたり、ごまかしたりせず、常に誠意をもって対応すべし

一部省略していますが、広報はいろいろなことを求められているのだということが分かります。

なかでもセコムの安田稔氏の言葉が印象に残りました。

地道で一貫したメッセージを発信し続けることが大切です。
それはまるで「砂漠に水をまくような作業」まいてもまいても渇いてしまうが、いつの日か砂は湿り、小さな水溜りという成果があらわれるかもしれません

自分たちの、正しい情報を相手に伝えるのには時間がかかります。だからこそ、継続して、正しい情報を発信し続けることが大事です。

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地方企業の担当必見 ウェブ活用の三大原則

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  2. 最新技術にアンテナを張るべし
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団塊世代向け女性誌
「今の50代は、『これからの人生をどう生きていくか、どんなライフスタイルで生きるか』という、非常に前向きな考え方を持っています。

説得型メディア
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かつての、50代というイメージではくくることのできない、現在の50代にどう訴えていくかということが書かれてあり、とても参考になりました。