王様の速読術
- 作者: 斉藤英治
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2006/05/12
- メディア: 単行本
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自身の速読法を、第4世代速読といい、斉藤メソッドの速読術を教えてくれる本です。
- 1冊30分で読む
というやり方を提唱しておられます。
もちろん、速読と言っても、眼球訓練などで、ひたすら文字を読むスピードを上げるかと思いきや、そうではありません。
この斉藤メソッドは、そう言った眼球訓練や、1分間3万字!といったような超人的なやり方はしません。
1冊30分で読むために、一言で言えば、必要なところだけ読むという方法をとります。
2割の時間で、8割の内容を手に入れると言う方法です。
具体的なやり方は
- プレビュー(5分)表紙や目次、前書き、あとがきをじっくり読む
- 写真読み(5分)見開き2秒というペースを目安に、ばんばんページをめくる
- スキミング(20分)写真読みで、気になったところ、必要なところを少しスピードを落として読む。
というやり方です。
本を買って読むと、どうしても勿体ないからと入って、全部熟読しないといけないような感覚になりますが、この情報社会にはそれでは追いつかないと言うことで、1冊30分、気になったらまた後で読もうという割り切りが大事なようです。
そして、
- 読む(インプット)
- 考える
- 書く
- 発信(アウトプット)→最初に戻る
この繰り返しで、知識を蓄え、知識を知恵に転換し、英知にしていこうという、前向きな本です。
でもこのペースで、毎日1冊本を読むと、1冊1500円とすれば、30日で、4万5000円ですね。
図書館の利用頻度が上がりそうです。
この本自体は、さすがに速読はまだしてなかったので、次の1冊から、この方法を試してみたいと思います。
1冊30分。これが出来たら、確かに1日の生活サイクルが変わりそうです。