食い逃げされてもバイトは雇うな

食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉 (光文社新書)

食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉 (光文社新書)

会計の立場から、数字について分かりやすく書かれた本
上下巻の、上巻ということで読んでみた。
数字に強くなるというより、数字にうまくなる為の知識を分かりやすく書かれた本。
数字の特徴を示し、その数字を実生活上や、仕事で使うとどういう効果があるかを教えてくれる。
もちろん、会計の観点からの記述も後半に出てくるという構成


数字に他の意味を持たせる 3つの技法

  1. 決めつけ→あえて言い切ることで説得力を増す
  2. 常識破り→常識をいい意味で破ることでインパクトを出す。
    1. 例)24時間100キロマラソン(実際は時速4キロ程度なので、できないこともないけど、こういうと凄そう)
  3. ざっくり→端数を無視して分かりやすくする

ビジネスの数字が上手くなるために

  1. 言い換え
  2. 割り算
  3. 単位変換 を意識的に使って数字をこねくり回す

会計上の心得
感情より勘定で、金額至上主義で会計を見る。
1000円のものを50%オフで買うより、101万円のものを100万円で買うなど

最後の章では決算書の見方を示している。

さおだけ屋はなぜ潰れないのか?に続いてとても読みやすい本でした。
オススメ