広告コピーってこう書くんだ!読本

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まず、「発想体質」をつくる為に、ふだんの生活の中で何を考えるべきかという話から始めます。
(中略)
明日から、あなたの毎日の生活の中で、「なんかいいよね」という言葉を禁句にしてほしいのです。
(中略)
「なぜいいのか。これこれこうだからじゃないか」「なぜカッコいいのか。こういうくふうをしたからじゃないのか」と。
こういう思考を動かすことが出来なければ、賭けてもいいですが、あなたはけっして「モノのつくり手」になることは出来ません。

最初にこうあって始まります。
これは本当に思い当たることですね。

「なんかいいよね」というのは、まずその対象をよく観察していないということがいえます。
悪い場合は、他人が「なんかいいよね」というのをきいて「なんかいいんだ」と思ってしまうことです。

これでは、主体性も、独自の視点も生まれません。
また、いいコピーのなかに「そういえばそうだね=コピー」というのがあります。

「知っているのに意識の下に眠っているようなもの」を言語化することによってよみがえらせてあげる。そこに、コピーの納得が生まれるポイントがあるような気がします。

これもとても大事なところだなと感じました。

100万人につたわるコピーっていうのは、そのときの時代感覚でみんなが思っていることを言語化したものがヒットしています。
とても勉強になる本でした。

おすすめです。